誘導居住水準というのは、住宅政策に関する用語です。 具体的には、国が定めている住宅ストックの質の向上を誘導する上での指針のことをいいます。
国が定めている住宅建設5か年計画で、目標年次において、住宅ストックの半数の世帯が確保できることを目指しています。 ちなみに、健康で文化的な住生活の基礎として必要不可欠な水準として、「最低居住水準」も定められています。
優良住宅地の造成等のための譲渡の課税の特例というのは、公的機関等への土地の譲渡を容易にするための特例措置です。 具体的には、個人の長期譲渡所得課税について、優良な住宅地の供給と公的土地取得の円滑化に資する、一定の要件に該当する土地等※の譲渡に対する税負担の軽減を図る制度のことをいいます。 なお、平成20年末までに、所有期間が5年を超える土地等を譲渡した場合で、公的機関等への譲渡、優良住宅地供給に資する譲渡等、一定の要件に該当するものについて、軽減税率が適用されます。 ※建物等は除きます。