家賃程度の返済額という不動産広告がありますが、実際のところどうなのですか?
「家賃程度の負担で購入できる」というキャッチコピーを不動産広告でよく見かけますが、これは本当なのでしょうか?
実際のところは、それほど有利なものでないケースが多いですから注意が必要になります。
不動産会社というのは、物件を販売するために、できるだけ住宅ローンが組みやすいような返済計画を作成していますから、それは購入者の側からすると、必ずしも有利というわけではないのです。
具体的にはどのような場合に注意が必要ですか?
具体的には、以下のようなケースがありますので注意が必要です。
■毎月の返済額が少ない代わりに、ボーナス返済にかたよっているケース
■低利な短期の固定金利選択型やキャンペーン金利などで、当初の少ない返済額で計算されているケース
なお、仮に家賃程度の返済額であったとしても、住宅の購入というのは賃貸住宅とは異なり、以下のような費用もかかりますので、それらについても忘れないようにしたいところです。
■毎年の固定資産税の負担
■メンテナンス費用
■マンションの場合は、管理費や修繕維持費 |