防災街区整備地区計画というのは、都市計画区域に定める計画のことです。
次のようなことを目的として定める地区計画です。 ■火事や地震が発生した場合に、延焼防止と避難上確保されるべき機能の確保 ■土地の合理的かつ健全な利用を図ること
盛土(もりど)というのは、土木施工方法のことで、宅地造成では、現状の地盤に土砂等を盛って地盤を高くする土工事を意味します。
法定地上権というのは、民法が定める土地利用に関する権利のことです。 地上権は、本来は契約で設定されるものですが、法定地上権は、民法の規定によって強制的に設定されます。
法定地上権が設定されるケースは、抵当権設定当時同じ所有者が持っていた土地や建物に抵当権が設定され、後に抵当権が実行されてしまった結果、土地の所有者と建物の所有者が異なることになった場合で、建物所有者のために設定されます。 なお、これは、同一所有者に属する土地、あるいはその上にある建物の一方について、抵当権が設定され、それが実行された場合には、建物はその存立根拠を失ってしまいますので、建物のために設定されることによります。