住宅ローンの基礎知識その1



マスター・リースについて

どのような契約ですか?

マスター・リースというのは、不動産の賃貸借における契約形態のことです。

具体的には、不動産を賃借する権利の譲渡あるいは転借を行なう者が、不動産の所有者と締結している賃貸借契約のことをいいます。

例えば、アセット・ファイナンスのセール・リース・バック型において、オリジネーターは所有権を信託譲渡した信託銀行より、自ら賃借人として賃借(リース)しますが、テナントビルを流動化する場合には、テナントに対して転貸借しなければなりません。

この場合、信託銀行とオリジネーターとの間のリース契約を、マスター・リースといいます。

関連トピック
どのような融資形態ですか?

プロジェクト・ファイナンスというのは、融資形態の1つです。

具体的には、事業者の信用力ではなく、事業そのものが生み出すキャッシュフローに返済原資を限定する融資形態のことをいいます。

なお、事業を行うためだけに新たに設立された特別目的会社へ融資するのが一般的です。

ペイオフとは?

ペイオフというのは、もともとは「支払い」とか「清算」という意味ですが、金融制度の1つとしてペイオフといった場合には、預金保険機構に加入している金融機関が破綻した場合、預金者1人につき、預金保険機構より1,000万円までしか払い戻さないことをいいます。


プロジェクト・ファイナンスとは?
ヘドニック・アプローチとは?
防災街区整備地区計画とは?
保証金とは?
埋蔵文化財とは?
分収林契約とは?
防火構造とは?
法定地上権とは?
ポリ塩化ビフェニル(PCB)とは?
マスター・リースとは?

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