住宅ローンの基礎知識その1



法定地上権について

どのような権利ですか?

法定地上権というのは、民法が定める土地利用に関する権利のことです。

地上権は、本来は契約で設定されるものですが、法定地上権は、民法の規定によって強制的に設定されます。

法定地上権が設定されるケースは?

法定地上権が設定されるケースは、抵当権設定当時同じ所有者が持っていた土地や建物に抵当権が設定され、後に抵当権が実行されてしまった結果、土地の所有者と建物の所有者が異なることになった場合で、建物所有者のために設定されます。

なお、これは、同一所有者に属する土地、あるいはその上にある建物の一方について、抵当権が設定され、それが実行された場合には、建物はその存立根拠を失ってしまいますので、建物のために設定されることによります。

関連トピック
どのような金銭のことですか?

保証金というのは、一時金の一種で、不動産の賃貸借等において、当事者間で授受される金銭のことです。

具体的には、借家人が家賃の支払いやその他の債務を保証するため、あらかじめ家主に提供する金銭のことをいいます。

保証金の保証の範囲は?

例えば、原状回復義務を果たすためのクロスや絨毯の張り替え、畳や網戸の取り替えを保証しています。


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