事業税というのは、法人の事業や個人の行う特定の事業にかかる地方税のことです。 事業税は、法人は所得または収入、個人事業者は所得を課税標準として課税されます。 なお、一般的には、納税義務者の範疇によって、法人事業税、個人事業税と分けていいます。
個人事業税の対象になる業種は、次のようなものが定められています。 ■第一種事業として物品販売業(37業種) ■第二種事業として事業畜産業等(4業種) ■第三種事業として医業等(31業種)
事業税の税率は、事業の種類と所得金額等によって異なります。
法人事業税の場合は、事業年度終了の日から2か月以内に申告納税します。 また、個人事業税の場合は、所得税の確定申告によって申告が省略され、納税は8月と11月になります。 ちなみに、法人事業税は、従来は一般企業については、所得を課税標準として課税されてきましたが、資本金1億円超のものについては、平成16年4月1日開始事業年度より外形標準課税制度が導入されました。