不動産登記というのは、法が定める登記制度のことです。 具体的には、土地や建物の所在・面積・所有者の住所・氏名等を、公の帳簿である土地登記簿や建物登記簿に記載することをいいます。
この制度によって、土地や建物に関する権利が公示されることになりますので、取引の安全化と円滑化に寄与することになるからです。 ちなみに、不動産登記には、所有権等の物権変動について対抗力を与える機能もあります。
不動産の価格形成要因というのは、鑑定評価書に必ず記載すべき事項のことです。 また、価格形成要因とは、次の3つに影響を与える要因のことをいいます。 ■不動産の持つ効用 ■相対的希少性 ■有効需要
不動産の価格は、多数の要因からなる相互作用の結果として形成されるものですが、要因それ自体も、常に時間の経過とともに変動する傾向を持っています。