どのような手法ですか?
利回り法というのは、継続賃料を求める鑑定評価の手法のことです。
具体的には、基礎価格に継続賃料利回りを乗じて得た額に必要諸経費等を加算して、試算賃料を求める手法のことをいいます。
この場合、基礎価格と必要諸経費等は、積算法に準じて求めます。
継続賃料利回りの求め方は?
継続賃料利回りは、現行賃料を定めた時点における基礎価格に対する純賃料の割合を標準とし、次のような事例における利回りを総合的に比較考量して求めます。
■契約締結時とその後の各賃料改定時の利回り
■基礎価格の変動の程度
■近隣地域または同一需給圏内の類似地域等における類似の不動産の賃貸借等 |