どのような需要のことですか?
留保需要というのは、投資行動に関する用語で、具体的には、資産の所有者がその資産を手放さないで、自ら保有し続けようとする需要のことをいいます。
どのような場合に留保需要が問題となりますか?
これは、特に土地の場合に問題となります。
土地の保有者が手持ちの土地を売るか、それとも留保するかどうかの決定というのは、土地の売却価格いかんに関係します。
土地の保有者にとって、将来の土地収益の予想に基づいて求めた土地価格(需要者価格)よりも売却価格の方が高いのであれば、土地保有者は土地を売り、反対に、売却価格の方が低ければ売らないということになります。 |